★10/13 関空 7:47着 10:15発 フランクフルト 15:15着 19:55発 (時差7時間) ソフィア(ブルガリアの首都) 23:00着 (時差1時間) ホテルに着いたのが24時 ・・・・ そんなわけで時差もありーので ほぼ丸一日かかって目的地に到着。 遠いわ・・・・・・。 ★10/14 いつも時差7時間ぐらいの生活をしてるので むしろ調子良い感じで6:30起きで8:00出発。 バスに乗って移動。 ブルガリアのガイドはパワフルなオバサンで・・・ 日本語歴35年の超ベテランガイドさんだそうで 喋る喋る。 自国のことをちゃんと知って欲しいであろう、教育制度とか歴史とか宗教とか 道中沢山沢山話してくれた。ので・・・まぁそのことも後々書くかも・・・。 とりあえず 「コチェリノボ」という町へ。 そのへんのオバちゃんズ。 なんてことない小さい町なんだけど 何がどうって 煙突にコウノトリが巣を作るらしく・・・・。 それが観光名所(?)になってるらしい。 ガイドさんの話では 別にここだけの特徴でもないらしい。 日本でいうツバメみたいなもんかね。(幸せになれるだとかそういうのも同じ感じで) 煙突に巣作って、暖炉使うときどうすんだ?とか言ってたら 冬は暖かい国に行ってるので 煙突を使うのに支障はないそうです。 そして ツタなので通気性はアリ、煤のおかげでダニよけにもなり コウノトリ的にも一石二鳥だそう。 あと、この町で初馬車目撃。車と同じように普通に動いてました。 で、またバスに乗り ガイドさんの説教(もはや説教と化してきた)を聞きながら 世界遺産、「リラの僧院」へ。リラ山ってとこにある僧院なので リラの僧院。 歴史的には10世紀にさかのぼるらしい・・・・今の形になったのは14世紀だとか。 ですが、現存してる建物は新しめです。 19世紀に火事にあって殆ど焼けてしまって、修復したものの 14世紀の姿のままで残ってるのは塔だけだそうな。 中央に教会があって その周りに4階建ての外陣がありまして 房になってます。今は一般旅行者でも泊まれるみたいです。 外観を「ほけ~」と眺めつつ、併設されてる歴史博物館へ。 教会のお宝とか色々展示してあります。(*撮影禁止だったので写真が無いです) 中でも私は「移動教会」っていうのが面白かったです。 雪深い 教会のない小さい村に 神父さんが出向いてミサをする為の「グッズ」が入ってる箱だそうで 大きさ的にはA4~B4ぐらい、厚さ10センチぐらいでそんなに大きくなく 中にはイコンと十字架(と骨の時も)が入ってました。 神父さんは その箱と香炉(香炉も色々展示してあった)を持って 村に出向いてたそうな。 箱も香炉も銀で出来てて本当、宝箱みたい。 きっと 農村とかで 素朴で真面目な生活をしてる人たちの 沢山の信仰を受けてきたんだろうなと思うと感慨深かったです。 あと・・・・「ラファエロの十字架」っていう 高さ50センチぐらいの木製の十字架が展示されてあったんですが なんでも140の聖書の場面、1500人の人間を彫刻してるっていう・・・・・ 12年かかったらしく、最後は視力が失われたとか・・・・・ ガイドさん曰く、「だから台座は手抜きでしょ?」 いやいやいや・・・・・まぁ・・・・・。 写真とれなかったんでナンですが・・・・まぁノリは「米粒に七福神」とかそんな感じで おお~・・・・・ようやるわ・・・・っていう感じでした。 あと ここって貴重そうな古い本をケースに入れて展示してあるのは良いんですが セロテープで開いてるところを止めてあったりして これは一体・・・・!と思いました。 破れてるし。変色してるし。ありえない・・・・。 その後は昼食。ブルガリアは(ルーマニアも)とりあえず野菜が豊富で 前菜が常に野菜サラダなんだけど もうそれだけでお腹一杯になります。 トマトとキュウリとキャベツが多くて。オリーブの実と山羊のチーズがモサっと乗ってます。 あと、豚肉と野菜の煮込み、「ギョヴェチェ」とかいうらしいけど・・・・・ ブルガリア語はめちゃくちゃややこしそうです。文字もキリル文字でさっぱり。発音もさっぱり。 それはさておき、デザートはクルミのジャムと蜂蜜のクレープでした。 うん 普通においしかったです。 その後ヴィトシャ山の「ボヤナ教会」へ。 教会へ行く道は森っぽい。ヨーロッパっぽい木々が良いー。 とても小さな教会だけど 内部のフレスコ画が世界的に有名らしいです。 13世紀と19世紀の二度増築して重ねてあるので奥と手前の画風が違ってました。 なるほど 色がとても綺麗で 他のフレスコ画に比べて表情が軟らかい感じ。 修復が終わってる部分なのに 一部 マリア像の目の部分が欠損してたんですが・・・・ それは信者が薬にするため削り取って持ち帰ったからだとか。 ほほう・・・・なるほど。そういう文化の話を聞くのは面白いです。 13世紀の部分はイッツ★ナウ修復中で おじさん達がペタペタ色塗ってました。 この教会、外から見たら二階があるんですが 中は王家のプライベート礼拝室になってて誰も入ったことがないそうです。 おお・・・ミステリアス・・・・・・。 きっとそこにもフレスコ画があったりするんだろうなぁ・・・・・。 あと、入り口に銃弾の跡が残ってて、過去トルコと戦争した傷跡が生々しく残ってました。 その後はソフィアの中心街へ。 中心街といえども、ローマ時代の遺跡とか古い教会とかがポツポツ残されていて それを見るという・・・・。 まぁでもそんな面白くないです。正直。 ぱっと見 煉瓦とコンクリートに見えるんだもの。 地下教会は中に入れたから良かったけど・・・・。 地下教会は 屋根だけ地表に突き出してる半地下式の教会で 建てられたのはオスマン朝支配下の14世紀、イスラムの全盛下で こういう形を取らざるを得なかった・・・・・のだそうです。切ない。 外観は窓がなくて素朴な感じ。 ガイドさん、やたら「お金持ち」「裕福」にこだわった話をする人で・・・・ ブルガリアの人たちはほとんど持ち家でどうのこうのとか・・・・・ その流れで シェラトンホテルに連れてかれて「ブルガリアの裕福っぷりを さぁごらん!」 みたいなこと言われました。 そんな別にアピールせんでも~と思ってたら ホテルを抜けた中庭にも古い教会が。 なんだ そこに連れて行きたかったのか・・・・・ どうせならそこの説明しておくれよ。なにも覚えてないよ・・・・。 その中庭を抜けると周りはごつい建物が建ち並んでました。 旧共産党本部とか かなり中心地っぽい。通りもでかい。 そのあと・・・・外観だけ「聖ニコライ・ロシア教会」を見て 「アレクサンダルネフスキー寺院」へ・・・・・・・・ 行く途中、ロックの音が聞こえる・・・・・ でかいよ これ生音?とか思ってたら なんと 寺院の正門のまんまえでライブしてた!!!! しかも教会の中ではミサやっとった!!! ズンドコズンドコとドラムの音が響いてるのに・・・・・!!!!! ここの寺院はブルガリアの独立のきっかけになった 露土戦争でのロシアの戦死者20万人を慰霊する為に造られたそうで。 5000人収容、バルカン半島最大にしてもっとも美しい寺院だそうな。 で、行った日 特別なミサの日だったらしく、東方正教会の一番エライ人がミサしてました。 で、異教の旅人の私達にも香炉の煙をかけてくれて、お辞儀をしてくれました。 香炉の煙ってこんな香りなんだ・・・・と、なんだか感動しました ガイドさんいわく「あなた達はラッキーです!」だそうで。 でも・・・・・そんな大事なミサしてるのに外でライブ・・・・・。 なんて寛大なんだ ブルガリア正教。 その後、夕食 なんだか味が無い野菜スープ キョフテ:トルコ風肉団子 ミルククリームパイ。おっきい! ホテル、就寝。 や・・・・・この日はえらく盛り沢山でした 今 こう書いて「え!?一日でこれ行ったっけ??」と我ながらビックリです・・・・。
by doggyhiroki
| 2008-02-14 04:52
| ブルガリア・ルーマニア
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